【冠基金助成】弥栄(いやさか)基金
「弥栄(いやさか)基金」とは?
弥栄(いやさか)基金とは、「地域に貢献したい。小規模で誠実な活動を行っている団体の力になりたい。」
という故人(匿名希望)の公正証書遺言に基づき、
その遺言執行人一般社団法人しんきん成年後見サポート沼津(代表理事 杉﨑 弘尚)より
公益財団法人ふじのくに未来財団へ贈られた遺贈寄付1,000万円を原資とした基金です。
遺言書の最後には遺贈寄付を受けていただける方に向け
「弥栄ましませ」という言葉を使われていたことから「弥栄基金」と名付けられました。
「弥栄」には、ますます繁栄することを願い、高らかに声を上げ万歳と叫ぶ
などという意味が込められています。
【2023年度】助成事業 
寄付者 | 匿名(遺贈寄付・一般社団法人しんきん成年後見サポート沼津を通したご寄付) | ||||||
応募資格 |
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金額 | 助成総額 2,000,000円 事業費の8割を上限として助成 ※変更する可能性もあります | ||||||
公募期間 | 2023年 4月 21日(金)~ 2023年 6月 16日(金)17:00書類必着 (メール・FAXまたは郵送必着) ※2023年 6月 9日(金)までに事前相談・書類の事前チェックを受けること。 事前相談は完全予約制です(オンライン可)。必ず事前にご連絡ください。 連絡先 ふじのくに未来財団(ふじのくにNPO活動支援センター内) TEL:054-260-7601 Mail:info☆shizuokafund.org(☆を@に変えてください) ※事前相談・書類事前チェックとは? →よくある質問をご参照ください | ||||||
選考 | 選考委員会で選考 | ||||||
選考方法 | 書面審査、 プレゼンテーション審査(会場またはオンライン参加) 日程:2023年 8月 1日(火) 13:30~ 会場:ふじのくにNPO活動支援センター | ||||||
助成事業説明会 | 採択団体を対象に、事業の進め方や経費処理、報告書作成等についての説明会を オンラインで行います。 日程:2023年 8月 23日(水) 11:00~ ※各団体1名以上のご参加をお願いします。 助成事業全体の担当者の方、会計責任者の方のご参加を推奨します。 | ||||||
注意事項 |
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募集要項 | 2023年度第1回 募集要項(PDF) ※2023/5/18 差し替えを行いました。 | ||||||
申請書類 | ※申請書類をメールで提出する際は、PDFなどにせずそのままお送りください。 | ||||||
その他 | 申請について よくある質問 ※必ずご確認ください。![]() ![]() ![]() |
助成事業の流れ(冠基金助成)
![]() 事業申請(事業計画書・収支予算書) ※申請前には必ず面談と申請書類の事前チェックを受けてください。 | ![]() 応募資格確認(CANPAN登録等) | ![]() 書類審査 公開プレゼンテーション審査 |
![]() 採択通知書交付(様式第3-2号) | ![]() 採択通知、交付申請書(様式第4号)、事業スケジュール表(様式第8号) | ![]() 交付決定通知書(様式第9号) |
![]() 事業実施、進捗確認 ※変更の場合、変更承認申請(様式第11号)と財団の指定する書類を提出 | ![]() 事業完了、 報告書(様式第13,14,15号)提出 | ![]() 報告会(11月ごろ、プレゼン資料作成) |
選考委員
- 築地茂さん【(株) 静岡新聞社 論説員】
- 白田誠一さん【(株) 日本政策金融公庫】
- 磯谷千代美さん【NPO法人NPOサポートしみず 理事長】
- 山田夏子さん【公認会計士、税理士】
- 佐藤和江さん【(公財) ふじのくに未来財団 理事】
【2022年度】助成事業
応募資格 |
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金額 | 事業費の8割を上限として助成 | ||||||
公募期間 |
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選考委員
- 築地茂さん【(株) 静岡新聞社 論説員】
- 白田誠一さん【(株) 日本政策金融公庫】
- 磯谷千代美さん【NPO法人NPOサポートしみず 理事長】
- 山田夏子さん【公認会計士、税理士】
- 佐藤和江さん【(公財) ふじのくに未来財団 理事】
【2022年度】助成先選考結果
第2回選考委員会(プレゼンテーション選考)
日時 | 2023年 2月 15日(水) 13:30~17:00 |
会場 | Zoom |
応募件数 | 3事業 |
書面審査対象数 | 3事業 |
選考対象数 | 1事業 |
採択件数 | 1事業 |
第1回選考委員会(プレゼンテーション選考)
日時 | 2022年 8月 4日(木) 13:30~17:00 |
会場 | Zoom |
応募件数 | 5事業 |
書面審査対象数 | 5事業 |
選考対象数 | 3事業 |
採択件数 | 3事業 |
採択事業
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団体名 | 遊水匠の会 |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 三島市 |
事業概要 | 静岡県東部を対象に農園の土壌改良、竹林伐根間伐、椚林保全等により、脳に有効な無農薬有機栽培野菜・タケノコ・椎茸で食生活習慣の改善を図り、認知機能の低下防止を図る。 |
事業費 | 723,000 円 |
助成金額 | 500,000 円 |
事業実施期間 | 2023年 4月 1日~2024年 3月 31日 |
選考委員会の講評 | 社会的に問題になっていることを農園整備やイベントで緩和していこうというアイデアは面白いと思います。できれば、事業に参加された軽度認知症の方の半年後、1年後、また数年後の効果を調査していただけると良いと思います。専門医の方にも協力していただけるとのことで、事業終了後も成果を測れるよう、長く続けていただくことを期待します。 |



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団体名 | Mallow~お空の天使を想う会~ |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 御殿場市 |
事業概要 | 流産・死産・人工流産(中絶)・新生児死を経験された方へのケアや行政や医療機関と連携し切れ目のない支援やグリーフケアの周知・ケアの向上を行う。 |
事業費 | 974,314 円 |
助成金額 | 779,000 円 |
事業実施期間 | 2022年 9月 1日~2023年 3月 31日 |
選考委員会の講評 | グリーフケアには新しい社会的なニーズがあると思いますし、団体の活動に込める熱い想いも理解できました。申請事業の目的は周知といのちの講話が中心になっていますが、社会的認知度を高めるためにもグリーフケアの明確な定義づけと、事業の必要性と正当性を客観的にわかりやすく説明できるようにしてください。 |


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団体名 | 動物ノート |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 沼津市 |
事業概要 | 沼津市において2021年度に達成した、保健所による殺処分ゼロを継続し、飼い主のいない猫への不妊手術事業を更に進める。その為に、2021年度より環境省の策定した新しいプロジェクト「多頭飼育ガイドライン」に基づき、介護関連業種の方や行政と連携し「高齢者の動物問題」への取り組みを開始する。今までは、高齢者の問題と動物の問題は全く縦割りだったため、上手く機能しなかった施策であり、革新的取り組みである。 |
事業費 | 650,000 円 |
助成金額 | 500,000 円 |
事業実施期間 | 2022年 8月 31日~2023年 8月 31日 |
選考委員会の講評 | 多頭飼育崩壊や高齢者の飼育問題は、動物愛護に留まらず福祉の問題でもあるといえます。ボランティア活動には金銭的にも精神的にも限界があります。コミュニティの中で行政や様々な団体と連携して活動を進めていってください。 |


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団体名 | 一般社団法人ママとね |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 三島市 |
事業概要 | 主に三島市の本好きな小学生から高校生を対象とし、当団体が企画運営する私設図書館「あひる図書館」の、青少年層における認知度および利用度をあげることにより、本を通した青少年の健全育成および、地域の青少年のサードプレイスの一つとなることを目的とする。 |
事業費 | 593,952 円 |
助成金額 | 475,000 円 |
事業実施期間 | 2022年 9月 1日~2023年 8月 31日 |
選考委員会の講評 | 図書館でイベントを行うという内容は興味深いと思います。中高生の利用率を上げて、ぜひサードプレイスになるように働きかけていってください。一方で、三島市を中心とした事業なのにサイト制作費や動画配信費の割合が高く感じられたため、減額採択とします。まずはそれ以外の事業をしっかり進めていってください。 |